バックパッカーガイド

バックパッカー、海外情報です

バックパッカー履歴

今年チャレンジしたバックパッカーを簡単に紹介します。

 

もともとバックパッカーをやろうと決意したのは今年の1月で出発まで3ヵ月ほどあったけどあんまり綿密な計画や準備をしていませんでした。

普段から海外旅行で準備していなかったのと面倒くさがりだったので「なんとかなるだろう」って感じで楽観的に考えていました。実際に準備をしだしたのは3月中旬でした。若干の焦りはあったもののそこでも「なんとかなるだろう」と思いながら出発までワクワクドキドキしながら待っていました。

 

出発地点はフィリピンにしました。理由は現地の友達がいたのでまずは会いに行くのが目的でした。その後のルートはマレーシアへ行く。それ以降はその場の流れで行先を決めるという考えでした。

そして滞在日数ですが各国で可能な限り滞在するタイプを選択しました。

短期間で数か国を移動するのは性に合わないし長距離移動で疲れるのが嫌いだからです。どうしても時間的余裕がなくなると楽しむことができないと考えていました。

 

しょっぱなのフィリピンから多くのハプニングがありました。

マニラから急遽セブ行へ行ってみたり、セブから船で1日かけてマニラへ戻ってみたり現地人しかいないような場所で2週間過ごしたりしました。

 

マニラで新たに友達を作って旅行したりハチャメチャな旅でした。

 

次のマレーシアにも友達がいて2年前にも遊びに行ったのですが今回はサプライズで内緒にしていました。

マレーシアはVISAなしでも90日間滞在できます。会いに行く数日前に連絡したら親戚の結婚式があり飛び入りで参加させてもらったりと楽しい思い出ができました。結局マレーシアでは1ヵ月間滞在していました。

 

よく海外旅行で話題になるのが「英語」ですが自分は高校から理系クラス、大学は工学部と典型的な文系ギライでした。もちろん外国人とちゃんと英語で会話したのは2年前が初めてでした。

話をすること自体は好きなのでなんとか翻訳ソフトで単語を確認しながらカタコトでしゃべっていました。意外なことにほとんどの国で文法はあまり大事ではないことに気づきました。そのおかげで自分も間違った英語を使っていてもしっかりとコミュニケーションを取ることが意思疎通には大切だということが身をもって経験できました。

 

フィリピンでは友達が日本語を喋れたのであまり英語で会話することは少なかったのですがマレーシア以降は英語のみでずっと旅を続けていました。

ちなみにどの国へ行っても「日本人=英語がしゃべれない」と言われます。まぁ仕方のないことですが悲しいですね。

 

そんなこともありながらもたくましく英語をどんどん喋っていくうちに少しずつ新しい単語や言い回しを吸収していけました。

 

 

マレーシアの後は陸続きのタイへ行きました。過去にもマレーシア→タイのルートで旅行したときには空路で行きましたが今回は初めて「陸路入国」にチャレンジしてみました。

よくネットでは審査官にワイロを要求されるとか書かれていたのですが結果に驚き。

何もなく数分で入国完了でした。

手荷物検査も何もなく高速道路の料金所みたいな小さな小屋の前に並んでパスポートを差し出すと数分後にスタンプが押されて返却されました。何も喋らないまま完了しました。

しかも、タイへの陸路入国は滞在日数が15日なのに審査官が勘違いしたのか30日のスタンプを押してくれていました。もちろん間違いでも30日間滞在することが可能なのでタイでもしっかり1ヵ月滞在しました。

 

タイにいるときに迷っていたのがその後のルートです。西へ行くか東へ行くかとても迷っていました。インドへも行ってみたいしカンボジアへも行ってみたい。

最初にルートは1筆書きにしようとだけ考えていたので直前までルートが決まりませんでした。

 

結局「アンコールワット」見たさにカンボジアがある西ルートを選択しました。カンボジアはとても田舎というイメージがありました。実際に行ってみるとやはり道路の大半は赤土道路でした。しかしプノンペンをはじめ主要地域はアスファルトであったり他国と比べると劣りますがそれでも立派な建物などあり少し驚きました。

やはり世界遺産のお陰なのか少しずつ近代化が進んでいました。それでもなお、カンボジアには「地雷」が埋まっているのです。 

カンボジアではアメリカの歯科学生ともゲストハウスで仲良くなりました。初日から日本の経済などを英語で聞いてきたのにはとても驚きましたが時間を掛けながらもちゃんと受け答えしました。この頃になると毎日英語なので全く抵抗はありませんでした。

 

アメリカ人はとても陽気で積極的だと思っていたのですが驚いたことに彼は「ローカル屋台で食事がしたいけどできなかった」んです。どうもチャレンジする勇気が出ずいつもウエスタンフードばかり食べてて多くのお金を使っていたんです。

なにしろ観光地の海外食は少し割高です。自分はほぼ毎日ローカルフードのみで屋台をよく利用していたので一緒に誘ってあげました。はじめて食べたローカルフードが気に入ったみたいで仲良くなれました。

 

普通の旅行では旅行客と友達になる機会は少ないでしょう。しかしバックパッカーは基本ゲストハウスを利用するので必然的に他のゲストと会う機会が増えてきます。自分よりもシャイな外国人はたくさんいるので自分の性格なんかは気にせず思い切って声を掛けてみましょう。相手も自分もその後の旅が楽しく過ごすことができますよ。

 

 

そして歯科学生とは途中別行動をしながら「ベトナム」で再開の約束をしました。自分もカンボジアで別の友達を作りながら西へ西へと移動していきました。一足先にベトナム入りした歯科学生に追いつくべく数日遅れでベトナムへ入国しました。いつものごとく何もない入国審査に通過して。

 

ベトナムに入りこの旅で初めての事件が起こりました。なんと初日にスマホを盗られてしまったのです。こういう事態に備えて、スマホだけは安いものを準備していたので大きな痛手ではなかったのですがこれまで4ヵ月間近く撮りためた写真が全てパーになったことが大ショックでした。

 

なかなかショックから立ち直れなかったのでその場で帰国チケットを手配してしまいました。

本来なら友達とベトナムを北上しながら満喫するはずだったのにとても残念でした。

 

こうして人生初のバックパッカーは幕を閉じたのでした。

 

 

しかしこの4ヵ月でいろんな国や考え方の違う人たちと交流できたのは貴重な体験でした。今でも何人かとは連絡を取り合っています。

そしてこの11月にも可能であればバックパッカーではないですがもう1度フィリピンへ遊びに行ってみようと考えています。次はホテルに泊まるかゲストハウスに泊まるか決めていませんがもちろん到着してから考えてみようと思います。

案外ノープランでも生活できるのが海外のいいところかなと思います。

 

最後に別サイトにしっかりしたゲストハウスや海外情報を書いたのがあるので興味があれば覗いてみてください。

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